判例: その他の後遺障害
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片足切断で手取り総額1億1000万円の高額和解。将来の高額な義足代を認めさせた例
症状固定までの3年間の休業損害も獲得
■その他の後遺障害(判例027) ■画期的判例 その他の後遺障害 被害者データ
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認められた主な損害費目
※弁護士費用及び遅延損害金相当額 |
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詳細
本件の被害者は右足の大腿部から足を切断するという障害を負いました。義足をつけて社会復帰を図ろうとしましたが、なかなか足に合わず、長い時間をかけ、何度もフィッティングやチェックを繰り返していました。こうした状況を把握していた我々は、賠償の中に将来の義足代が盛り込まれるべきだと主張し、装具費としては極めて高額な約1,500万円を認めさせることに成功しました。また、義足が足に合うまでの3年間にわたり、休業損害も支払われたので、その期間は安心して治療にあたることができたのです。
解決までには時間がかかりましたが、結果的に被害者にはご満足のいく結果になったと思っています。 (茨城・水戸地裁管内)
■増額のポイントおよび成果
本件の被害者は事故直後から当ネットワークの無料相談に連絡をし、その後、何度も我々とやり取りを繰り返してきた。足切断の症状固定までは時間がかかったが、その間、相手側の損保会社に状況を報告、相談しながら話を進めてきたことが、結果的にスムーズに進むきっかけとなったといえるだろう。和解成立までに時間がかかったものの、1,900万円という極めて高額な調整金も認められている。
<成果>
- 義足のフィッティングに苦労したことを緻密に立証したことで、高額な装具費、義足代が認められた。
併合3級としては極めて高額な賠償を勝ち取ることに成功した。