緊急なご相談はお電話でどうぞ フリーダイヤル 0120-89-0320 TEL:03-3667-0320 携帯電話からもご利用いただけます。

  • 文字小
  • 文字中
  • 文字大

文字サイズ

判例: 高次脳機能障害

トップページ ≫  獲得した画期的判例 ≫  判例:高次脳機能障害 ≫  判例:第3級 ≫ 判例079

高次脳5級(併合3級)の69歳女性に日額4,000円の介護料を認めた例

専門医の協力を仰ぎ高次脳7級の認定に異議を申し立て5級を獲得

■高次脳機能障害(判例079)
■画期的判例 高次脳機能障害

被害者データ 69歳・女性 (主婦)
夜間、原告が道路を横断中、対向車のライトに気をとられていた被告車両に後ろから跳ねられた 脳挫傷による高次脳機能障害5級、右手指関節機能障害8級、併合3級 (秋田地裁管内)

認められた主な損害費目

逸失利益

約2,150万円

将来介護料

約1,820万円

傷害慰謝料

約250万円

後遺障害慰謝料

約2,000万円

その他

約280万円

損害額

約6,500万円

過失10%控除後損害額

約5,880万円

弁護士費用

約360万円

確定遅延損害金

約580万円

総合計

約6,820万円

既払控除(任意)

-約30万円

既払控除(自賠責)

-約2,210万円

最終金額

約4,580万円

その他 近親者慰謝料

約75万円

また、事故から5年後に裁判解決しましたので、最終金額に対して約25%(年5%×5年)の延滞利息が付加されます。

詳細

高次脳7級(併合5級)という等級認定が軽すぎるのではないかと不満を抱かれた被害者のご家族が、当ネットに相談されたのが受任するきっかけでした。年齢的に加齢の影響も考えられるため、我々はご家族から被害者の生活状況等を丹念に聴取した上で、懇意にしていただいている秋田の高次脳拠点病院をご紹介し、再度の診断を経て異議申し立てをした結果、等級は上昇。高次脳機能障害5級(併合3級)が認定されました。

裁判では、併合3級に対して労働能力喪失率100%が認められ、高次脳機能障害の症状が重いことから、被害者に適宜指導・指示するなどの介助や、家事の代行が必要とみなされ、日額4,000円という極めて高額な介護料も認められました。事実上は高次脳機能障害5級にもかかわらず、3級以上で随時介護を認めたものと同様に評価できる結果となり、依頼者であるご家族にも大変喜んでいただく結果となりました。 (秋田地裁管内)

■増額のポイント

高次脳機能障害の程度は相当重かったにもかかわらず、相手側はあくまでも7級と主張し、日常生活をビデオ撮影するなどして反論をおこなってきた。そうした行為に対し、我々は本人尋問のほか、介護をしている夫にも妻の状態について証言してもらうなどの立証活動を行い、言語障害記憶、記名力障害、遂行機能障害があることを立証。判決で高額な介護費用を認めさせた。後遺障害の等級認定が軽すぎるのではないかと悩んでいる方は、専門医とのネットワークを持つ弁護士にぜひ相談されることをお勧めしたい。

△ページの上部へ戻る

トップページ
弁護士の選び方と当ネットワークの考え方
所在地・アクセス
参加弁護士プロフィール
注目された主な取扱事案
当弁護士ネットの特長
プライバシーの保護と広報活動
3つのご相談方法
獲得した画期的判例
高次脳機能障害
遷延性意識障害
重度脊髄損傷
死亡事故
その他の後遺障害
交通事故・3つの解決方法
後遺障害とは何か?
集団的に取組む解決の利点
特に注力している5つの事案
交通事故3つの解決法
交通事故紛争処理センターでの解決について
交通事故・損害費目について
弁護士等による具体的アドバイス
後遺障害患者に協力的な医療機関を紹介
交通事故と被害者の保険
被害者の立場にたった事案の見直し
知っておきたい保険知識
事故が起きたときの証拠保全
重度後遺障害の主な立証項目
被害者団体の情報や交流をお考えの方々へ
後遺障害でお悩みの方々へ
交通事故後遺障害認定前の方々へ
交通事故後遺障害認定後の方々へ
総合案内
サイト利用規約
交通事故関連リンク集
コラム
交通事故用語集
サイトマップ