【高次脳機能障害】就労継続する5級の障害を立証
自賠責の被害者請求で高次脳機能障害5級の取得。
就労を続けているので賠償は困難を極めたが、4,780万円(自賠責別)の高額示談、人身傷害で当方過失10%を回収した例。
5級でありながら介護料日額2千円を認めさせた高額示談例。
男性 46歳
原告がバイクで直進中、対向の被告車両が右折して衝突した。
原告は就労を継続していたため、賠償は困難を極めた。
付き添い介護料ゼロのところ、高次脳機能障害5級で介護料日額2千円を認容させて、過失10%控除後4,780万円で示談した。
自賠責込の賠償金は、6,400万円もの取得となった高額示談例。
過失10%控除後の損害総額は8,770万円。(参考:和解額4,780万円、自賠責1,570万円、既払金2,410万円)
それ以外に、人身傷害で自身の過失10%分も回収した。
■ポイント
・被害者請求から支援し、高次脳機能障害5級の上位等級を獲得した。
・就労を継続しながら、介護料日額2千円を認めた。
・自賠責1,570万円と和解金4,780万円のほか、人身傷害で自身の過失10%分を回収した。
・九州方面の被害者であるが、距離に関係なく当ネットワークが高額示談した。
損害額:単位 万円 |
|
逸失利益 |
約4,210万円 |
休業損害 |
約1,720万円 |
将来介護料 |
約1,180万円 |
傷害慰謝料 |
約260万円 |
後遺障害慰謝料 |
約1,400万円 |
その他 |
約970万円 |
損害額 |
約9,740万円 |
過失10%控除後損害額 |
約8,760万円 |
任意控除 |
-約2,410万円 |
自賠責控除 |
-約1,570万円 |
和解額 |
約4,780万円 |
2016年7月