051遷延性意識障害
大逆転事案(刑事裁判で赤とされた被害者の信号をひっくり返した事案)
刑事裁判で採用された目撃者の証言内容が虚偽であることを立証
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級 | 2020年 和解 | 大阪地方裁判所管轄内 |
045遷延性意識障害
遷延性意識障害1級の女子大生に対する将来介護費用等を含めて損害総額として2億8000万円を認めた和解
住宅改造費用について多岐に渡り被告側からウッドデッキやカーポート、キッチンの移設費用、温水床暖房等について過剰設備である等として争われたが、被害者請求の全額を損害と認めた和解事例。
加害者が任意保険加入していない無保険事案について無保険車特約の保険会社をも訴訟の相手方として賠償を獲得した事案。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2018年 和解 | 福井地裁管内 |
044遷延性意識障害
遷延性意識障害1級の事案において,保険会社側の定期金賠償方式による支払い主張を排斥し,一括払い(一時金方式)での賠償を認めさせた例。
逸失利益約1億1460万円,将来介護費用計約1億0570円をはじめ,自賠責保険金等を加えた総獲得額は3億6000万円を超える高額な成果となった。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2018年 和解 | 福島地方裁判所管轄内 |
043遷延性意識障害
過失相殺55%の遷延性意識障害1級被害者について,適切に人身傷害保険金を請求した結果,損害賠償額と人身傷害保険金額を合わせた総獲得額が高額な約2億4300万円に達した事例。
過失逆転事案(100%→55%)。加害者側の免責主張を排斥し,過失相殺55%と認定させた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2018年 和解 | 名古屋地方裁判所管轄内 |
041遷延性意識障害
50%の過失相殺を主張されるも,5%に抑えることに成功
停止線手前で停止できない黄色信号進入を青信号と同視
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級 | 2018年 和解 | 静岡地方裁判所管轄内 |
035遷延性意識障害
遷延性意識障害1級の事案においてきわめて高額な将来介護料約1億1,780万円(家族介護分日額1万円,職業介護人利用日は日額2万円)を獲得した事例。
21歳アルバイト社員の被害者について,若年であり将来の増収が見込まれていた点を考慮して,統計上の全年齢平均賃金額を基礎に逸失利益を認定。
・保険会社側の定期金賠償方式による支払い主張を排斥し,一括払い(一時金方式)での賠償を認めさせた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2016年 和解 | 横浜地方裁判所管轄内 |
026遷延性意識障害
遷延性意識障害1級の事案においてきわめて高額な将来介護料が認められた例
自賠責保険金及び人身傷害保険金を加えた総獲得額は3億円以上に
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2012年 和解 | 岐阜地方裁判所管轄内 |
007遷延性意識障害
「遷延性意識障害者の平均余命は短い」という損保の主張を覆した事例
意識のない原告に代わって現場調査を徹底。被害者過失50%主張を5%に減縮
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2008年 | 名古屋高裁管内(和解) |
013遷延性意識障害
当初「無責」と主張した被告に過失7割を認めさせ、原告の過失分は人身傷害保険で全額補填
損保の主張を却下し、遷延性の21歳女性に余命期間全ての在宅常時介護料を認めたケース
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級 | 2007年 | 関東地方 2007年 確定(裁判所明記せず) |
001遷延性意識障害
被害者余命を短縮する前例をくつがえし、平均余命で介護料を認めた例
「寝たきりは余命が短い」という損保の主張を、現代医学の進歩等を立証して逆転
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級 | 2002年 | 東京高裁 【一審】横浜地裁 |