脊髄損傷1級(両下肢麻痺)30歳男性の事案を総額2億1千万円で示談した例
当ネットワークの訴訟実績を理解した保険会社側弁護士との交渉に成功
■後遺障害等級:1級 確定年:2009年
■
被害者データ
30歳
・男性
(会社員)
自動二輪車で走行中、同方向の普通自動車による左折巻き込み事故。
脊髄損傷 両下肢麻痺1級
認められた主な損害費目
逸失利益 |
約1億1,080万円 |
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将来介護料 |
約3,950万円 |
将来雑費 |
約980万円 |
介護機器費用 |
約1,260万円 |
車両改造費 |
約680万円 |
傷害慰謝料 |
約400万円 |
後遺障害慰謝料 |
約2,800万円 |
近親者慰謝料 |
約500万円 |
その他 |
約2,350万円 |
損害額 |
約2億4,000万円 |
過失12.5%控除後損害額 |
約2億1,000万円 |
既払控除(任意) |
-約3,000万円 |
既払控除(自賠責) |
-4,000万円 |
最終金額 |
約1億4,000万円 |
参考:受取額 |
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自賠責被害者請求 |
4,000万円 |
示談金 |
約1億4,000万円 |
合計受取額 |
約1億8,000万円 |
詳細
当初、保険会社は当方過失15%を主張し、車椅子で動けるから介護料が不要など、対応が明確ではありませんでした。
当方は、まず被害者請求し、自賠責1級4,000万円を獲得後、保険会社に残額を請求したところ、保険会社の弁護士が付きました。保険会社の弁護士は、当方の実績を十分に理解しており、話し合いで解決したいと提案がありました。
その結果、過失は双方が譲歩して15%と10%の間12.5%で折り合いをつけ、総額で自賠責込み2億1千万円(手取りで1億8千万円)で示談しました。
示談としては極めて高額です。介護料は、裁判とほぼ同じ日額6,000円を認めました。また、慰謝料は、本人分2,800万円、家族500万円、合計3,300万円の高額を認めました。
当ネットワークの訴訟の実績を認めて、保険会社の弁護士がこれを認めた事案です。
脊髄損傷1級の事案を2億1千万円で示談したことは、訴訟と同視しうる結果であります。訴訟とほぼ同じということをご説明したところ、大変喜んで頂いた事案です。
補足
なおインターネット広告上などでは、着手金なし、提示額と解決額の差額10~20%を弁護士報酬として表示している事務所を散見します。被害者・ご家族の方は、単に増額すれば良しとするか、被害者・家族が慰謝できる解決を望んでおられるか、十分にご検討頂きたいと思います。