197高次脳機能障害
過失相殺55%の高次脳機能障害2級被害者について,適切に人身傷害保険金を請求した結果,損害賠償額と人身傷害保険金額を合わせた総獲得額が約1億9860万円に達した事例。
過失逆転事案(90%→55%)。加害者側の90%主張を排斥し,55%と認定させた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級1号 | 2019年 和解 | 横浜地方裁判所管轄内 |
182高次脳機能障害
高次脳7級併合4級事故時12歳男子について高次脳の影響は成長と共になくなるとの専門医の意見書を排斥し、総額8,500万円以上の賠償を獲得した和解事例
相手方は高次脳機能障害の影響を争い専門医意見書を提出したが当方の意見書への反論が決め手となり請求額とほぼ同額の逸失利益が認定された
若年者の高次脳機能障害について自賠責認定の段階からサポートを行い適正な等級が認定された事例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級、併合4級 | 2018年 和解 | 宇都宮地裁管内 |
177高次脳機能障害
高次脳7級10代女性について後遺障害等級を強く争われるも人身傷害保険金等も併せて総額6,000万円以上の賠償金を獲得した和解事例
症状固定まで5年近く要しており専門学校に通学していた被害者について高次脳機能障害の残存を争われたが、自賠認定どおり7級が認められた例
自賠責認定から受任し的確な証拠を収集したことで、難易度の高い高次脳機能障害の認定について自賠責・訴訟において適正な認定を得られた事例
入院期間中について日額7,000円の近親者付添費用が認められた例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2017年 和解 | 岐阜地方裁判所管内 |
158高次脳機能障害
自賠責7級認定の高次脳機能障害被害者に対し,事故後の中学及び高校通学を理由に等級を争った被告主張を排斥して自賠責同様7級認定させた上,7級として高額な総額約5,800万円を獲得した事例。
事故当時12歳の女子被害者につき女子に限定した統計平均賃金を用いるべきとの被告主張を排斥し,男女平均賃金額を基礎とする逸失利益を認めさせた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級4号、併合6級 | 2016年 和解 | 水戸地裁管内 |
119高次脳機能障害
高次脳機能障害7級男子中学生について症状固定日について加害者の主張を斥けた事案
横断道路付近を横断していたとして25%の過失相殺が主張されたがこれを10%に留めた
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2012年和解 | 青森地方裁判所管内 |
113高次脳機能障害
高次脳1級の事案において総獲得額2億5000万円超を獲得した例
逸失利益約9520万円及び将来介護費用約8340万円を認めさせた
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2012年 和解 | 名古屋地方裁判所管轄内 |
112高次脳機能障害
年少女子(受傷時15歳)について,男女計・大学大学院卒平均賃金を採用
自賠責の7級認定が激しく争われるも,被害者の症状を丁寧に立証し,7級をそのまま維持することに成功。
女子7級で総額約6,200万円という高額解決。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2012年 和解 | 京都地方裁判所管轄内 |
99高次脳機能障害
高次脳3級13歳女性事故後に調理師専門学校に進学、障害等級争われるも自賠責認定を維持
加害者は被害者が道路右側走行から右折したとして加害者側からの視認性を低下させたとして被害者過失25%を主張したが和解では被害者過失15%と認定
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 | 2010年和解 | 千葉地裁管内 |
074高次脳機能障害
事故から14年後に症状固定。高次脳5級の認定を受けた後、訴訟に至った事案
親、兄弟、妻の陳述書を提出し、高次脳の日常生活の大変さを緻密に立証
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級 併合4級 |
2010年 | 千葉地裁管内 (和解) |
067高次脳機能障害
高次脳被害者の重篤さを立証し、職業介護日額2万4000円が認められた事例
きめ細かなプランニングをもとに、介護住宅増築費用2500万円を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2010年 | 名古屋地裁管内 (和解) |