206高次脳機能障害
過失逆転事案(100%→50%)。被害者の一方的信号無視を主張した加害者側による免責(過失相殺100%)主張を排斥し,相殺率50%で解決した事例。
加害者側の7級主張を排斥し,自賠責同様被害者に高次脳機能障害5級を認定させた。訴訟前に被害者契約の保険会社弁護士費用特約に基づく弁護士費用(着手金)の払い渋りがあったために適切な苦情を申し立てたケース。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級2号 | 2020年 和解 | さいたま地方裁判所管轄内 |
205高次脳機能障害
保険会社の「詐病」の主張を徹底的に排斥した事例
保険会社7級主張も高次脳2級を維持
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級 | 2020年 判決 | 東京高等裁判所管轄内 |
180高次脳機能障害
事故から12年後に受任し高次脳の認定を獲得した事例
事故後就労復帰した高次脳5級の被害者について,等級どおり79%の喪失率を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級 | 2018年 和解 | 京都地方裁判所管轄内 |
154高次脳機能障害
内縁関係が争われた事案
・内縁が認められた結果,主婦として高次脳1級の評価を受けた事案
・在宅介護の将来介護料が大きく争われた事案
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2016年 和解 | 横浜地方裁判所管轄内 |
153高次脳機能障害
高次脳9級(併合8級)30代男性について現実減収率以上の8級基準の労働能力喪失率45%が認められた事例
訴訟後人身傷害保険に対しても自己過失分について保険金支払いを求め約990万円の人身傷害保険金を獲得した事例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
9級、併合8級 | 2015年和解 | 福岡地方裁判所管内 |
148高次脳機能障害
原告の請求損害通りに認められ,38歳主婦の高次脳7級として合計約6,500万円の高額解決
等級を争われるも,保険会社側顧問医の意見を斥ける
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級、併合6等 | 2015年 和解 | 東京地方裁判所管轄内 |
147高次脳機能障害
高次脳5級併合3級20代女性について外貌醜状も考慮して85%の労働能力喪失率を認め総額で7,000万円以上の賠償が認められた和解例
裁判所の当初の和解案からさらに主張立証を補充した結果1,000万円以上の和解額の増額が実現した例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級、併合3級 | 2015年和解 | 東京地方裁判所管内 |
140高次脳機能障害
高次脳3級併合1級30代男性、無保険車傷害保険金等と無保険であった加害者本人からの賠償を併せて2億円を超える高額賠償を獲得した事例
・任意保険に加入していない無保険の加害者本人に対し、不動産仮差押命令も同時に申立てたことで有利な和解が実現した事例。
・転職して間もなく事故に遭った被害者の逸失利益について、基礎収入を実収入以上の男子全年齢平均賃金とした例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級、併合1級 | 2014年和解 | 静岡地方裁判所管内 |
138高次脳機能障害
高次脳3級(併合1級)の事案において高額な将来介護費用約6250万円を含む総額1億6000万円超を獲得した例。
過失相殺及び将来介護費用について保険会社側の主張をいずれも退けた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級3号、併合1級 | 2014年 和解 | 横浜地方裁判所管轄内 |
130高次脳機能障害
高次脳5級の被害者に日額4,000円の将来介護料を認定
過失50%とされるも高次脳5級で総額約1億1,000万円を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級 | 2013年 和解 | 名古屋地方裁判所管轄内 |
129高次脳機能障害
声掛けによる日常生活動作が可能な高次脳2級に日額8,000円の介護料を認める
20%の調整金を獲得し判決並みの解決。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
2級 | 2013年 和解 | 京都地裁管内 |
094高次脳機能障害
自賠責で認められなかった高次脳が判決で5級相当に認定、将来介護日額2,000円が認められたケース
- 概要:
- 当ネットワークと高次脳専門医との連携で高次脳を立証
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
5級2号 | 2013年 | 一審 東京地裁管内 |
109高次脳機能障害
高次脳機能障害5級の被害者に対し,加害者側の7級主張を排斥した事例。
脳外傷に伴う嗅覚障害についても逸失利益に反映させた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
5級、併合4級 | 2012年 和解 | 東京地裁管内 |
91高次脳機能障害
異議申し立てで高次脳5級から3級に等級アップ、医療知識に長けた当ネットワークの力量を発揮
- 概要:
- 併合2級でありながら逸失利益は実収入の100%を認めさせた例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 併合2級 |
2012年 | 横浜地裁管内 和解 |
104高次脳機能障害
高次脳機能障害5級の被害者に対し,加害者側の7級主張を排斥した事例。
被告の過失相殺25%の主張に対して10%に減らし,逸失利益は被告主張を全面的に排斥して約7580万円を認めさせた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級2号 | 2011年 判決 | 横浜地裁管内 |
103高次脳機能障害
高次脳3級20代男性、常時介護の必要性を立証し日額1万円の介護費を認定
逸失利益について20代前半美容師として下積みをしていた被害者につき現実収入以上の約495万円を基礎年収とする認定を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級、併合1級 | 2011年和解 | 東京地裁管内 |
082高次脳機能障害
高次脳機能障害5級に介護料日額3000円を認めさせた画期的な和解例
- 概要:
- 家族の介護の困難さを、証人尋問と陳述書で緻密に立証
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
5級 | 2011年 | 東京地裁管内(和解) |
078高次脳機能障害
減収のない高次脳機能障害7級の被害者に逸失利益を認めた例
- 概要:
- 将来を見据えて就労継続の不安定さを立証
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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併合5級 | 2011年 | 東京地裁(和解) |
075高次脳機能障害
被害者への職場の配慮を立証し、7級(56%)の労働能力喪失率を認めさせた事例
- 概要:
- 協力医の適切な診断で7級認定、総額8,070万円の高額賠償を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2011年 | 名古屋地裁管内(和解) |
98高次脳機能障害
高次脳3級20代女性、第一審判決から控訴審和解で調整金加算され3,000万円以上増額された事案
高次脳機能障害3級について将来介護費用を認定、加害者が本件事故は被害者の自殺によるものと争ったが否定された事案
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 | 2010年和解 | 東京高裁 |
071高次脳機能障害
緻密な立証で被害者の過失を65%から10%に大逆転
症状の重さと介護の大変さを緻密に立証して高額の介護料を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級 | 2010年 | 東京地裁管内 (和解) |
070高次脳機能障害
高速道路での追突。事故態様を丁寧に検証し90%過失の主張を40%に逆転
全費目で減額を迫る被告側の主張をことごとく退けた事例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 | 2010年 | 横浜地裁管内 (和解) |
069高次脳機能障害
両親の介護の苦労を緻密に立証し、3級の高次脳で2億円の和解が成立
修行中の低い実収入でなく、男子平均賃金が認められた事例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 | 2010年 | 東京地裁管内 (和解) |
068高次脳機能障害
相手が任意保険未加入のため、自車の無保険車傷害保険を活用したケース
相手方からの過失主張に対し、事故の実態を解明して無過失を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 | 2010年 | 横浜地裁管内 (和解) |
062高次脳機能障害
雇用の継続を理由に「等級を軽くすべきだ」とした被告主張を緻密な立証で完全排除
弁護士の丁寧なヒアリングで被害者の障害の現実を裁判所に理解させた例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2010年 | 横浜地裁管内 (和解) |
061高次脳機能障害
家族の詳細な陳述書により、2級でありながら1級相当の介護料を獲得
障害者自立支援法に基づく公的介護制度活用の活用案を法廷で排除
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級 | 2010年 | 横浜地裁管内 (和解) |
089高次脳機能障害
31歳高次脳7級で実収入を上回る平均賃金を採用紛センでも裁判所と同レベルの解決ができた例
- 概要:
- 損保提示額の1.9倍、総額約5,600万円という高額で解決
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 | 2009年 | 紛争処理センター(新宿) 示談 |
084高次脳機能障害
京都地裁交通部の合議体判決を大阪高裁で破り、高額な逸失利益と将来介護料を認めさせた事案
- 概要:
- 女子平均賃金と介護日額8000円が認められ、賠償額が一審の1.5倍に増額。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級 | 2009年 | 一審 京都地裁管内 二審 大阪高裁 |
050高次脳機能障害
被害者の障害の重さと幼子を抱えた家族の事情を緻密に立証し、高額な将来介護料を獲得した事例
本件は和解という早期解決でありながら、調整金として6,000万円というきわめて高額が認められた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級1号 | 2009年 | 東京地裁管内 (和解 ) |
044高次脳機能障害
自賠責と合わせて2億1,000万円という2級としてはきわめて高額な賠償を勝ち取った例
将来介護料を介護をする専業主婦の妻が67歳までを日額8,000円、それ以降は1万8,000円が必要だと主張。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級1号 | 2009年 | 静岡地裁管内 (和解) |
039高次脳機能障害
専門医との連携で事故から2年後、高次脳機能障害と診断された事例
被告側の「症状は軽い」との主張を、協力医の尋問で覆す
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級 併合6級 |
2008年 | 横浜地裁管内 (判決) |
035高次脳機能障害
「自宅介護は無理」という被告側の主張を緻密な立証で退けた例
実収入が少なくても平均賃金での逸失利益を認定
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2008年 | 山形地裁管内(判決) 仙台高裁管内(和解) |
032高次脳機能障害
自立生活していたにもかかわらず逸失利益100%、介護料2,000円を認めさせた例
和解でありながら35%の遅延損害金と弁護士費用を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
3級 併合2級 |
2008年 | 東京地裁管内(和解) |
029高次脳機能障害
和解でありながら判決と遜色のない判断を勝ち取った例
アルバイトでも将来正社員になる可能性を主張し、高額の逸失利益を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
1級1号 | 2008年 | 甲府地裁管内 (和解) |
027高次脳機能障害
保険会社側は9級を主張も、医証や会社上司の陳述書などに基づき、5級の高次脳機能障害と認めた例
5級の高次脳機能障害について通勤のために親族が付き添っていること等を考慮し、日額3,000円の介護料を認めた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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5級 | 2007年 | 札幌高裁和解 |
013高次脳機能障害
争点となった「後遺障害の程度」
裁判所が等級以上の労働能力喪失率を認めた好事例
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
---|---|---|
7級併合6級 | 2006年 | 名古屋地裁管内 |
017高次脳機能障害
高次脳3級に随時介護を認め、週2日パート勤務の妻に職業介護を認めた
自動二輪車に乗る男性会社員(28)が道路を直進中、対向車線から駐車場に入るために...
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 併合2級 |
2005年 | 東京地裁管内 |
010高次脳機能障害
高次脳機能障害2級でも、常時介護と職業介護を認める流れを作った画期的判決
原付バイクで直進中の男性(23歳)が、路外へ進出しようとした対向右折乗用車と...
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級 | 2005年 | 名古屋地裁管内 |
007高次脳機能障害
2級に極めて近い3級脳障害者に、高額介護料を認めた例
家族の「陳述書」や医師の「意見書」が立証の決め手に
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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3級 併合1級 |
2002年 | 二審東京高裁 一審さいたま地裁(旧浦和地裁) |