022重度脊髄損傷
復職後の給与収入に減収なく,事故前を上回った頚髄損傷7級被害者につき,後遺障害のため本来の職務(消防士)ができずに事務作業に専念せざるを得ず,就労及び給与額の維持は本人の努力や職場の配慮の結果である側面を考慮して,さらに外貌醜状の影響も考慮した上で,逸失利益約2440万円(労働能力喪失率は60歳まで20%,61~67歳間は56%)を認めた事例。
加害者の主張 消防士である原告は公務員として身分が保障されており,現に事故後復職...
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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7級、併合5級 | 2017年 和解 | 奈良地方裁判所管内 |
021重度脊髄損傷
脊髄損傷1級の公務員被害者につき職場復帰の可否が争われた事案において,復帰不能の事実を立証し,総獲得額2億円超を獲得した事例。
加害者飲酒轢き逃げ運転を考慮し,きわめて高額な後遺障害慰謝料(近親者分含む)約4,440万円を認めさせた。
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級1号 | 2016年 和解 | 東京地方裁判所管轄内 |
017重度脊髄損傷
高位脊髄損傷の男性(事故時48歳)につき家屋改造費や将来介護料等総額約3億円が認められた事例
控訴審で一審判決の計算方法の誤りを訂正し、賠償額を約3600万円増額する和解案を裁判所が提示
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2013年 | 札幌高等裁判所管内(和解) |
016重度脊髄損傷
44歳、脊髄損傷1級の被害者(アルバイト)損保提案4400万円を2.2倍の1億円で解決
受傷直後から無料相談を継続し、被害者家族と弁護士が協力して高額示談に成功
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級 | 2011年 | 香川県 示談 |
009重度脊髄損傷
交通事故と医療過誤が共存した特殊事案だが、加害者から全額賠償させた事案
2級1号であっても1級に近いと主張し、高額な介護料を獲得
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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2級1号 | 2008年 | 那覇地裁管内 (和解) |
007重度脊髄損傷
介護の現実をビデオ等で立証
高裁で高額介護料を認定
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級3号 | 2005年 | 大阪高裁 【一審】大阪地裁管内 |
006重度脊髄損傷
「脊髄損傷の余命は短い」という主張を覆し平均余命を認めた例
平均余命全期間の高額介護料を認定
後遺障害等級 | 確定年 | 裁判所 |
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1級1号 | 2004年 | 大阪地裁管内 |